Top > 城塞都市サンマリノ


*現実の城情報 [#information]
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301年に建国したとされる世界最古の共和国、サンマリノ共和国の首都で、サンマリノの最高峰である岩山ティターノ山の山頂に位置する。
サンマリノは建国以来、繰り返し襲撃を受けたため早くから防御体制が整えられ、ティターノ山の3つの峰にグアイタ城砦(ロッカ城砦)・フラッタ城砦(チェスタ城砦)・モンターレ城砦が築かれた。
これら3つの城砦は峻険な山頂に築かれたが、なかでも10世紀頃に築かれたグアイタ城砦は3つの城砦で最も大規模であり、その後も改修が繰り返され現在の姿は15世紀に大改修された時のものが中心となっている。
13世紀頃に築かれたフラッタ城砦は3つの城砦のなかでも最高所に位置し、14世紀に大改修が行われた後も修改築が続けられ現在に至っている。
14世紀頃のモンターレ城砦は塔が立つのみの単純なものだったが、3つの城砦は城壁でつながれて強固な防衛線を形成し、1463年に近隣のリミニを支配していたマラテスタ家の侵攻を撃退した際には重要な役割を果たした。

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サンマリノ市の市街地はこの3つの城砦の周囲に段階的に形成され、市壁の拡大に伴って市域もまた拡張されていった。
旧市街地の入口にはサン・フランセスコの城門が設けられ、14世紀に築かれた後に修築が繰り返されて現在に至っており、通路のアーチはゴシック様式の雰囲気を残す尖頭アーチとなっている。
市街地の北東側は急峻な断崖となっているため人工的な防備は施されていないが、一方で南西側は比較的平坦な地形のため、城壁が築かれ現在もその一部が残っている。
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これらの城砦や旧市街地は、世界最古の共和国であるサンマリノ共和国の象徴として2008年に世界遺産「サンマリノの歴史地区とティターノ山」に登録された。
2010年には日本城郭協会によって「ロッカ・ペンネ」として[[ヨーロッパ100名城>日本100名城#nacac76a]]に選定された。

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|所在地|サンマリノ共和国、サンマリノ市|
|現存状態|城壁、城門、城塔など|
|城郭構造|城塞都市|
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