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ウォリック城 の変更点

#include(城娘項目,notitle);

#include(城娘ステータス注釈,notitle)

|CENTER:300|BGCOLOR(#FCC):80|BGCOLOR(#FCC):90|BGCOLOR(#FCC):80|BGCOLOR(#FCC):90|c
|>|>|>|>|BGCOLOR(#f99):CENTER:''ウォリック城''|
|&attachref(./ウォリック城S.png,nolink);|>|BGCOLOR(#111):CENTER:&ref(画像で一覧RE/ウォリック城.png,nolink);|図鑑No.|256|
|~|>|~|レア|6|
|~|>|~|城属性|&ref(画像置場/平水.png,nolink);|
|~|>|~|令制国|イギリス|
|~|>|~|武器属性|[[盾]]|
|~|>|~|最大レベル|115|
|~|実装日|>|>|2017年12月21日|
|~|>|>|>|BGCOLOR(#F99):CENTER:''合戦''|
|~|>|BGCOLOR(#F99):CENTER:''初期配置/&color(Red){最大値};''|>|BGCOLOR(#F99):CENTER:''巨大化5回/&color(Red){最大値};''|
|~|消費気|12|消費気((基本消費気を含みます))|140|
|~|耐久|2808/&color(Red){5080};|耐久|5616/&color(Red){10160};|
|~|攻撃|76/&color(Red){299};|攻撃|136/&color(Red){_};|
|~|防御|136/&color(Red){463};|防御|272/&color(Red){926};|
|~|耐久|3369/&color(Red){_};|耐久|6738/&color(Red){_};|
|~|攻撃|82/&color(Red){_};|攻撃|147/&color(Red){_};|
|~|防御|176/&color(Red){_};|防御|352/&color(Red){_};|
|~|射程|90/&color(Red){90};|射程|162/&color(Red){162};|
|~|回復|10/&color(Red){33};|回復|15/&color(Red){49};|
//
|>|>|>|>|BGCOLOR(#F99):CENTER:''[[特技]]''|
|BGCOLOR(#FCC):[無印] / キングメイカー|>|>|>|殿と自身の攻撃が20%、射程が20上昇&br;殿の攻撃と防御に自身の25%の値を加算|
|BGCOLOR(#FCC):[&color(Red){改壱};] / キングメイカー|>|>|>|~|
|>|>|>|>|BGCOLOR(#F99):CENTER:''[[計略]]''|
|BGCOLOR(#FCC):[無印] / 征服王&br;(使用まで50秒:消費気7)|>|>|>|25秒間対象の射程内の敵の&br;攻撃と防御が25%低下(自分のみが対象)|
|BGCOLOR(#FCC):[&color(Red){改壱};] / ノルマン・コンクエスト&br;(使用まで50秒:消費気7)|>|>|>|25秒間対象の射程内の敵の攻撃と&br;防御が30%低下、足止めした敵の&br;攻撃が40%低下(自分のみが対象)|
//
|>|>|>|>|BGCOLOR(#F99):CENTER:''図鑑文章''|
|>|>|>|>|私、ウォリック城は、イングランド王・&br;ウィリアム1世が、ウォリックの地に&br;軍事拠点として築き上げた城だ。&br;&br;ちなみに、同郷にはウィンザーという&br;城娘がいてな。奴とは昔から、&br;事あるごとに競い合っていてな。&br;いずれは雌雄を決さねばならないと&br;思ってるんだが……&br;その前に、まずは王との誓いを&br;果たさねばな。ふふっ。|

|BGCOLOR(#F99):CENTER:120|400|c
|''[[築城]]''|05:00:00|
|''[[シリアルコード]]''|2017年12月21日 公式[[生放送]]視聴特典&br;(2017/12/28 23:59まで有効)|
|''特別配布''|2018年10月16日 第三回公式[[生放送]]記念|


//|BGCOLOR(#F99):CENTER:120|400|c
//|''[[築城]]''|&color(Maroon){''特殊築城限定''}; 00:00:00 ([[]])|
//|''[[築城]]''|&color(Red){''[[招城儀式]]''};のみ|
//|~|00:00:00(祈願石限定)|
//|''[[緊急出兵]]''|[[]]|
//|''[[セット販売品]]''|セット名での購入。|

//#style(class=submenuheader){{
//-''[[城娘改築]]''
//}}
//#style(class=submenu){{
//
//}}
//#table_edit2(td_edit=edit,tr_edit=edit,table_mod=close,calc=1,form=text=|text=|select=_1_2_3_4_5_6_7_8|select=_3_4_5|select=_1_2_3_4_5_6_7_8_9_10_11_12_13_14_15_16_17_18_19_20|select=_34-5_45-5_57-5_42-6_55-6_70-6_48-7_63-7_80-7_56-8_73-8_93-8_63-9_82-9_104-9_71-10_93-10_118-10_76-11_100-11_127-11_84-12_110-12_140-12_91-13_119-13_151-13_98-14_128-14_163-14_105-15_138-15_175-15_113-16_148-16_188-16,){{
//|>|SIZE(13):|>|>|>|>|SIZE(10):|>|>|>|>|>|>|>|>|>|SIZE(13):|c
//| | |~レア|~[[&color(White){巨大&br;化数};>巨大化・属性#l379325e]]|>|>|~&size(12){[[&color(White){消費気};>巨大化・属性#i31da6d1]]};|>|>|>|>|~''初期配置''|>|>|>|>|~''巨大化''|h
//|~|~|~|~|~[[&color(White){基本};>巨大化・属性#ubbc4e49]]|~[[&color(White){強化};>巨大化・属性#u2b9a394]]|~&color(White){合計};|~耐久|~攻撃|~防御|~射程|~回復|~耐久|~攻撃|~防御|~射程|~回復|h
//|>|BGCOLOR(#ccc):CENTER:50|>|BGCOLOR(#ddd):CENTER:30|>|>|CENTER:30|BGCOLOR(#ffe):CENTER:SIZE(10):60|BGCOLOR(#fef):CENTER:SIZE(10):60|BGCOLOR(#eff):CENTER:SIZE(10):60|>|BGCOLOR(#fff):CENTER:SIZE(10):60|BGCOLOR(#ffe):CENTER:SIZE(10):60|BGCOLOR(#fef):CENTER:SIZE(10):60|BGCOLOR(#eff):CENTER:SIZE(10):60|>|BGCOLOR(#fff):CENTER:SIZE(10):60|c
//|>|無印|||||@cell_ra(0,1)+@cell_ra(0,2)|/&color(Red){?};|/&color(Red){?};|/&color(Red){?};|/&color(Red){?};|10/&color(Red){?};|/&color(Red){?};|/&color(Red){?};|/&color(Red){?};|/&color(Red){?};|/&color(Red){?};|
//|>|改壱|||||@cell_ra(0,1)+@cell_ra(0,2)|/&color(Red){?};|/&color(Red){?};|/&color(Red){?};|/&color(Red){?};|10/&color(Red){?};|/&color(Red){?};|/&color(Red){?};|/&color(Red){?};|/&color(Red){?};|/&color(Red){?};|
//}}


#style(class=submenuheader){{
-''ステータス一覧(クリックで展開)''
}}
#style(class=submenu){{
#include(ウォリック城/ステータス,notitle)
}}
#br


*ゲーム上の性能・評価 [#evaluation]
-概要
層の厚い平/水の複合属性の盾城娘。城プロ:RE初の公式生放送の記念に番組内配布(シリアルコード)でデビューした。
現在は築城可能な城娘へ変更されているが、招城では登場しないので注意。
盾としては攻撃寄りなため[[ガイヤール城]]に近い方向性だが、こちらはそれよりも削り合い向け。
 
-特技「キングメイカー」
殿と自身の攻撃を20%、射程を20上昇させる特技で、盾としては先制攻撃に優れる。殿バフは場所を問わないものの、基本はおまけ。
これと計略の兼ね合いから、特徴を活かす装備として「真・シュテファンの闘盾」は第一候補となる。
近年では足止め効果はなくなり、攻撃対象も減るが射程が+100される「ほむらの盾」という選択肢も運用されつつある。
後者は特にデバフの使い手が別途いなければ、十分に一考の余地は有る装備といえるだろう。
 
-計略「征服王」→改壱計略「ノルマン・コンクエスト」
自身限定の指定バフ。射程内の敵の攻撃と防御を25%下げる計略で、効果時間も25秒と25づくしである。
射程が広いと言っても盾目線での話。ウォリック城の殲滅力に期待せず、その後ろに控える他の味方を本命として連携したい。
ウォリック城が盾で止めている間に大砲や槍といった範囲攻撃を加えられれば、殲滅力の大幅強化に繋げられる。
よって射程をバフで伸ばす方法を考慮するより、ウォリックが受け止めてる間に敵を一掃する方法を考える方が無難である。
改築後はデバフ数値が30%に増加、足止めした敵の攻撃低下40%が追加とより尖った方面に強化される。総じて効果時間に対しCTが長いのでタイミングを計ろう。
 
-余談
第三回生放送にて演じている喜多村英梨氏が出演し、ショートストーリーの朗読コーナー(募集制)の対象キャラとして白羽の矢が立った。
この時、イベント報酬として[[美樹さやか]]の配布が公表され、ウォリック城と合わせて「タダの女」というパワーワードが生まれることに([[愛称]]を参照)。
 
-性能の変遷
#style(class=submenuheader){{
&color(Black,gainsboro){詳細(クリックで表示)};
}}
#style(class=submenu,style=padding-bottom:.9em;){{

--2018年01月16日:ステータスの上方修正
--2018年10月09日:改壱追加
--2021年03月23日
#style(class=submenu){{
--2018/01/16:ステータスの上方修正
--2018/10/09:改壱追加
--2021/03/23
---計略:征服王
使用可能までの時間を60秒から50秒に短縮
---[改壱]計略:ノルマン・コンクエスト
足止めした敵の攻撃が40%低下する効果を追加
--2022年08月09日
--2022/08/09
---特技:キングメイカー
殿の攻撃と防御に自身の25%の値を加算する効果を追加

}}
 
*キャラクターボイス [#voice]

CV担当:[[喜多村英梨>https://twitter.com/kitaxeri]]

#region(←クリックすると台詞一覧が表示されます。)

#table_edit2(td_edit=off,tr_edit=edit,table_mod=open){{

※計略のない城娘の計略発動ボイスなど、通常流れないボイスはゲーム内の図鑑で聞くことができます。
|SIZE(12):BGCOLOR(#ddd):CENTER:60|SIZE(12):160|COLOR(#c09):SIZE(12):400|c
|入手|入手|アンシャンテ。私の名は、ウォリック城。&br;この身を王のために捧げることを、今ここに誓おう。&br;ふふっ、これからよろしく頼むぞ。|
|所領|所領1|実は、庭園作りと鳥たちを愛でるのが趣味でな。日の本でも出来たら良いのだが……。って、なんだ、その顔は? わ、私にだって趣味くらいはあるぞ!|
|~|所領2|料理はできるのか、だって? ああ、修行中の身だが、簡単なものなら作れるぞ。ん? もちろん、調理する時はドレスのままだが……何か問題でも?|
|~|所領3|王よ、梟は好きか? ああ、あのふわふわでもこもこな体を、もふもふ~ってするのが堪らないのだ! 今度、一緒に愛でに行こう。|
|~|変身|我が雄姿、その目に刻むがよい。変身!|
|~|変身解除|ふっ……戻ったぞ、王よ。ついでにワインを持って来たんだが、一緒にどうだ?|
|~|ダメージ1|私に刃を向けるとは……いい度胸だな。|
|~|ダメージ2|この程度では、屈さぬ!|
|出陣|出陣|王に牙をむく愚か者たちよ。その罪、我が剣を以て裁く。行くぞ!|
|~|委任出撃|敵に恐怖というものを教えてやろう。いざ、出撃!|
|~|編成1|私に託すか。いい判断だ。|
|~|編成2|了解した。この身は王と共に。|
|合戦|つままれ|あぅっ! せ、背中は……やめろ……。|
|~|配置|蹂躙される覚悟は出来たか?|
|~|選択|勝利を我が手に。|
|~|巨大化|恐れるな! 我に続け!|
|~|特技発動|炎よ、我に火の加護を!|
|~|計略発動|私の前に立ったこと、悔いるがいい!|
|~|大破|これでは……ウィンザーに顔向けできないな……。|
|~|勝利|我が伝説の礎となれ! ふふっ、よいよい。そんなに見つめてくれるな、王よ。|
|~|敗北1||
|~|敗北2||
|その他|合成|ふふ……心地よい感覚だ。感謝するぞ。|
|~|放置|んっ? 王よ、今そこを飛んでいった鳥は、何という名だ? ……っと、寝ているのか。ふふ、相変わらず、可愛らしい寝顔だな。よしよし……。|
|~|おかえり|戻ったか、王よ。今日は、よさげなワインを用意して待っていたんだ。ああ、私の部屋で待っているぞ。|
|~|ありがとう|感謝するよ。|
|~|出陣画面(図鑑未登録)|聖なる炎よ……闇を滅せよ!|
}}

#region(←クリックすると贈り物イベント、台詞一覧が表示されます。&color(Red){ネタバレ注意};)
#table_edit2(td_edit=off,tr_edit=edit,table_mod=close){{
|SIZE(12):BGCOLOR(#ddd):CENTER:60|SIZE(12):160|COLOR(#c09):SIZE(12):400|c
|イベント1|BGCOLOR(#fbd):ははっ、仲が良いんだな。|ああ、良き家族でありライバル、のようなものとして見ているからな。もちろん、汝のことも良き家族として見ているからな? 我が王よ。|
|~|なら、無視すればいいのでは?|いや、それは流石に可哀そうだろう……。まさかとは思うが、汝は都合の悪いものに対して無視などしていないだろうな? ダメだぞ、そんなことをしては。|
|イベント2|鍋が駄目になる作り方だな。|なっ……そんな冷たい言い方をしなくても良いではないか。一秒でも早く王に私の料理を食してほしいと思って考案したんだぞ? ……少しくらいは労ってくれても罰は当たらないだろうに。|
|~|BGCOLOR(#fbd):かまどを使ったらどうだ?|そういえば、ミソシルを作る際はカマドを使えと教えられた気がするな。……うん、今度は何だか上手くできそうな気がしてきたぞ! 成功した暁には、王のために毎日ミソシルを作ってやるからな。|
|イベント3|自分で決めるんだ。|ふむ、確かに王の言う通りだ。だが、その……この手のことを考えるのは、凄く苦手なんだ。王よ、ほんの少しで構わんから、一緒に考えてくれないだろうか?|
|~|BGCOLOR(#fbd):ずっとここに居れば良い。|よ、良いのか!? ふふっ、ならば、遠慮なく王の傍に居させてもらうとしよう。その時は……そうだな。王専属のメイドになってみるのも悪くないな。|
}}

#endregion
#endregion
*画像 [#image]
イラストレーター:[[藍飴>https://www.pixiv.net/member.php?id=386533]]

|&attachref(./ウォリック城.jpg,50%);|
|CENTER:&size(25){COLOR(red){入手}};|


#region(COLOR(red){''←クリックすると御嬢、城娘画像が表示されます。見たくない人はクリックしないで下さい。''})
|&attachref(./ウォリック城_御嬢.png,50%);|&attachref(./ウォリック城_城娘.png,50%);|
|CENTER:&size(25){COLOR(red){御嬢}};|CENTER:&size(25){COLOR(red){城娘}};|

#region(COLOR(red){''←クリックすると大破、特技画像が表示されます。見たくない人はクリックしないで下さい。''})
大破、特技画像
|&attachref(./ウォリック城_大破.png,70%);|&attachref(./ウォリック城_特技.png,70%);|
|CENTER:&size(25){COLOR(red){大破}};|CENTER:&size(25){COLOR(red){特技}};|
#endregion
#endregion
***改壱 [#w029b175]
#region(COLOR(red){''←クリックすると御嬢、城娘画像が表示されます。見たくない人はクリックしないで下さい。''})
|&attachref(./ウォリック城_御嬢.png,50%);|&uploader(ae51ae68f675bdbf92b1b1d05a6f99e50a333ca0_scre_9317,50%);|
|CENTER:&size(25){COLOR(red){御嬢}};|CENTER:&size(25){COLOR(red){城娘}};|

#region(COLOR(red){''←クリックすると大破、特技画像が表示されます。見たくない人はクリックしないで下さい。''})
大破、特技画像
|&uploader(23a1c19a86789c153054157f93531ab0c18cb8dc_scre_9319,50%);|&uploader(3c3c8a4aab0c886ac10edbf1b58ed4c4d7da6550_scre_9320,50%);|
|CENTER:&size(25){COLOR(red){大破}};|CENTER:&size(25){COLOR(red){特技}};|
#endregion
#endregion
*城娘の元ネタ情報 [#note]

//※※※注意事項※※※
//元ネタ記事を増やす際には無駄な行間を無くすため「#br」は入れないでください。
//中項目【デザイン】【特技・計略】【セリフ】の第一行「#style(style=padding-bottom~」と末行「}}}」は各中項目の間隔調整も兼ねているのでそのままにしておいてください。

【デザイン】
#style(style=padding-bottom:.5em;){{{

//#style(class=submenuheader){{
//&color(Black,gainsboro){(題名を入力してください)(クリックで表示)};
//}}
//#style(class=submenu,style=padding-bottom:.9em;){{
//(本文を入力してください)
//}}

}}}
【特技・計略】
#style(style=padding-bottom:.5em;){{{

#style(class=submenuheader){{
&color(Black,gainsboro){キングメーカー(クリックで表示)};
}}
#style(class=submenu,style=padding-bottom:.9em;){{
キング(比喩的に最高権力者、もしくは国王そのもの)などの選出や退陣に裏方で大きな影響力を持つ人物。反発概念の統合者とも。
}}

#style(class=submenuheader){{
&color(Black,gainsboro){征服王(クリックで表示)};
}}
#style(class=submenu,style=padding-bottom:.9em;){{
イングランド王ウィリアム1世の通称。イングランドを征服し、ノルマン朝を開いて現在のイギリス王室の開祖となった。
}}

}}}
【セリフ】
#style(style=padding-bottom:.5em;){{{

#style(class=submenuheader){{
&color(Black,gainsboro){アンシャンテ(クリックで表示)};
}}
#style(class=submenu,style=padding-bottom:.9em;){{
フランス語。Enchanté(男性形)またはEnchantée(女性形)。意味は、「はじめまして」。
ただし、この言い方は古いらしく、現在は、Bonjour(ボンジュール)が一般的。
イギリスの城なのにフランス語を使うのは、築城したウィリアム1世がフランス出身だったからであると思われる。
}}
}}}
*現実の城情報 [#information]

//編集前に[[テンプレート/城娘]]の「現実の城情報」をご確認ください。(このコメントは必ず残してください。他のコメントは不要なら削除していいです)

中部イングランドのウォリックにエイヴォン川に面して立つ城。イギリスの歴史上欠かすことは出来ないといわれるほど有名かつ重要な城のひとつ。
建築年代からその後の経緯など、[[ウィンザー城]]と対比されることも多い。
アングロサクソン人が914年に作った砦があった場所に、1068年ウィンザー城と同じく征服王ウィリアム1世が築いた城が元になっている。
ウィリアム1世の死後、1088年にヘンリー・ド・ボーモンがウォリック伯爵に任じられる。その後途中で何度か断絶を挟みつつ、1978年までウォリック伯爵の居城だった。
現在は900年以上に渡る歴史的な城であり、同時に貴族の城と館をその実物のまま見られることから人気の観光地となっている。

#br
#style(class=submenuheader){{
&color(White,Maroon){続きをクリックで表示};
}}
#style(class=submenu){{

築城当初はモット・アンド・ベイリー式(これもウィンザー城と同じ)と呼ばれるタイプの城砦で城壁も木造だったが、12世紀後半に石造に改築された。
この形式の城を改築する場合モット(土盛り)部分に主城塔を設けることが多いが、ウォリック城ではモットに見張り塔を築き新しい囲郭式城郭の一部とした。
その後15世紀までウォリック城とウォリック伯爵位はボーモンとその縁戚によって代々受け継がれ、各時代に塔や城館が追加されていく。

#br
第二次バロン戦争中の1264年にはシモン・ド・モンフォール軍の奇襲を受け落城。城主夫妻は[[ケニルワース城]]に抑留後、身代金を支払って解放された。
1312年、10代伯ガイ・ド・ビーチャムはエドワード2世の寵臣ギャヴィストンをウォリック城内で処刑する。(経緯は[[スカーバラ城]]の項参照)
14世紀中盤・11代ウォリック伯の時代に城の東側が大きく改修された。この部分に塔と城門塔が新しく建てられて防御を高めた。
1449年、15代伯爵アン・ビーチャムの死後、その姪で同じ名前のアンとその夫リチャード・ネヴィルが16代伯となり城に入る。このリチャード・ネヴィルは薔薇戦争において『キングメイカー』とあだ名されるほどの力を持ち、歴代城主の中でももっとも有名な城主となる(詳細は後述)。
彼が死ぬと城と伯爵位を巡りネヴィル家の姉妹の夫―イサベラと結婚したクラレンス公ジョージと、アンと結婚したグロスター公リチャードの間で争いが起きる。
結局クラレンス公ジョージとその息子に継承権が認められるが、のちにこの権利は反乱の罪で剥奪され、ウォリック城は王室に接収される。
16世紀前半は王の離宮として使われ城館が改築される。後半には廷臣のジョン・ダドリーとその息子がウォリック伯に任じられて城に住んだ。

#br
1604年、城はブルック卿グレヴィル家に下賜される。このグレヴィル家が1978年に手放すまでウォリック城に住んでいた城主一族である。
イングランド内戦期には初代の従兄弟が2代目ブルック卿となり城を守備していたが攻め落とされ、彼は自分の城の地下牢に投獄された。
王政復古ののちグレヴィル家が城に復帰したが、この頃になるともはや城は戦闘用の拠点ではなくグレヴィル家の屋敷として用いられるようになり、現在見られる城館部分を中心に代々改修が行われて20世紀後半まで使われた。
この間1759年、8代当主フランシス・グレヴィルが改めてウォリック伯に叙せられ、約160年ぶりに『ウォリック城に居住するウォリック伯』が復活した。
18世紀にはすでに観光地となっており、城の一部を開放して客を入れていたという。1858年にはヴィクトリア女王も行幸したことがある。

#br
ウォリック伯爵家から城を買い取って城の運営管理を行っているのは、マダム・タッソー蝋人形館も運営しているマーリン・グループ。
そのため(というだけではなく城や遺跡に蝋人形を展示するのは欧米ではわりとメジャーだが)現在のウォリック城には各所に蝋人形が配置されている。
これが結構手が込んでいて細かい。飾り付けられた大食堂ではディナーが行われ、控えの間では宴席に出る準備をする貴婦人、図書室には談笑する紳士、『裏側』で服を洗濯するメイド、鍛冶場で武具を鍛える職人、地下に下りれば武器庫で出撃準備する騎士、地下牢には囚人…と往時の城生活の様子を模した蝋人形がいたるところにある。
口の悪い人に言わせるとテーマパーク化しているともいうが、中世騎士の出陣支度の様子や、ヴィクトリア~エドワード期の貴族の暮らし(漫画『エマ』の時代といえばわかりやすいか)、何よりも中世からほぼ変わらずに美しく保持され続けている城を隅々まで眺められる機会はそうそうあるものではない。
同時期に建てられて現存するほかの城が[[王室所有>ウィンザー城]]であったり[[戦争遺跡>ドーヴァー城]]であったりするのにくらべるとその意味のハードルはとても低いのだ。
&color(Silver){所有者がマーリン・グループだけに、石に刺さったエクスカリバーだの魔術師マーリンのドラゴン退治ショーだのをやってるのはご愛嬌。};
なお城を手放した伯爵は現在オーストラリアに移住している。

#br
また武具や鎧も収蔵保存展示されており、その量はロンドン塔に次ぐといわれる。
城自体の大きさはやや控えめではあるが、その外側にも敷地として公開されている庭園が広がっており、全体としてはかなり広い城地を持つ。
この庭園は64エーカーの広さを誇り、1750年代に当時の著名な造園家ランスロット・ブラウンによって造られたものである。
城地の一角にはバリスタやトレビュシェットなどの攻城用投石器が復元され、騎士の馬上槍試合や鷹匠による鷹狩りが実演される。
ちなみにこのトレビュシェットは2005年に復元されたもので、高さ18m重さ22トン。実際に12kgの石を約250m飛ばしたことがある。

}}

|BGCOLOR(#ddd):80|300|c
|所在地|イングランド、ウォリックシャー州ウォリック|
|現存状態|現存|
|城郭構造|囲郭式平城|

#br
#style(class=submenuheader){{
&color(White,Maroon){城郭構造(クリックで表示)};
}}
#style(class=submenu){{

//Edit番号不要、またはEdit番号についてよく分からない場合は次行はコメントアウトしたままにしておいて下さい。
//***(題名を入力してください)

エイヴォン川に面する南東側に城館を置き、城壁を四角形にめぐらせ外側には空堀を備えた囲郭式城郭。北東側に主城門塔を構えている。
主城門とその両脇の二隅を固める二つの塔(ガイ塔とシーザー塔)は14世紀中盤に建てられた物で、石落しが設けられるなどフランスで盛んだった築城術の影響が見られる。
薔薇戦争の果てに城を接収したリチャード3世は北西側に新たに小門と二つの塔(熊塔とクラレンス塔)を建てるが、彼の死によってこちらは未完成に終わる。
西側に転じるとモットと呼ばれる人工の丘(最初の城の跡地)に見張り塔が、モットと城館の間に門塔(ウォーターゲート塔)が置かれ西側の守りの要となっている。
1264年にシモン・ド・モンフォールの乱によって一度破壊された後、14世紀から15世紀の間に完成したこの基本構造は21世紀まで変わっていない。
城構えとしてはシンプルだが手堅い構成の城といえる。
川に面した城館部分も一部は13世紀のものだが、その後の歴史の中で増改築が重ねられて現在の姿になった。
#br
}}


#style(class=submenuheader){{
&color(White,Maroon){キング・メイカーの城(クリックで表示)};
}}
#style(class=submenu){{
***キング・メイカーの城[#f339fa98]
ウォリック城の歴代城主の中でも、第16代ウォリック伯爵リチャード・ネヴィルはイングランド史にその名を大きく残している。
英仏百年戦争の戦況が不利になると、和平派(ランカスター派)と主戦派(ヨーク公派)の間で主導権争いが起きる。
また個々の貴族たちの間でもそれぞれの所領や地位を巡って問題が山積してきて、問題や関係はどんどん複雑化していた。
百年戦争自体は1453年に終わるが、ランカスター派とヨーク派の対立は深まる一方。そして1455年、ついに内戦の火蓋が切られる。

#br
リチャードはまずヨーク派に参加し、個人的に確執もあったランカスター派の有力者サマセット公を戦死させヘンリー6世を捕虜にする。
そしてヨーク公が一時実権を握るも、ヘンリー6世の妃マーガレット王妃派の逆襲で命を落としヘンリー6世を奪還されてしまう。
しかしリチャードはヨーク公の嫡男エドワードを推してロンドンを占拠、エドワードを王に即位させる。これがエドワード4世である。
リチャードはエドワード4世とともにタウトンの戦いでランカスター派を撃破し、ヨーク派の決定的な勝利を収めた。

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しかしエドワード4世とリチャードとの間に亀裂が入る。エドワードの結婚問題、そして外交政策の違いが原因であった。
リチャードは娘婿でもある王弟ジョージと共にクーデターを起こし一時は実権を握るも、結局失敗して逃亡を余儀なくされる。
そして追い込まれた彼が手を結んだ相手は……自分が追いやったヘンリー6世の王妃、マーガレットだった。

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リチャードとマーガレットはイングランドに上陸してエドワードを追放し、ロンドン塔に幽閉されていたヘンリー6世を再び即位させる。
しかし追放されたエドワード4世は妹の夫・ブルゴーニュ豪胆公シャルルに援助を受けて反撃を開始。
これに対抗しようと出撃したリチャードだったが、バーネットの戦いでエドワード軍に撃破されて戦死する。

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二人の王を思いのままに即位させ退位させ、薔薇戦争の初期から中期にかけてそのキャスティングボートを握っていたウォリック伯爵リチャード・ネヴィル。
人々は彼をこう呼んだ。『キング・メイカー』と。
現在に至るも毀誉褒貶が激しく評価の定まっていない人物だが、薔薇戦争とイングランド史を語る上で外せない存在であることは確かである。
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