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ザールブルク城
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現実の城情報 Edit

世界遺産「ローマ帝国の国境線」に登録されているローマ帝国の防塁「リメス」を構成する城砦の一つ。
ザールブルク城はタウヌス山地の東北部、現在のフランクフルト・アム・マインの約20キロメートル北にあるリメスの一画に、1~3世紀にかけてローマ歩兵軍団の駐屯地として造営された。
1世紀末のローマ皇帝ドミティアヌスが現在の規模の四分の一程度の土塀の砦を築いたのが始まりで、120年以降にさらに大規模な城砦が築かれラエティア方面第二軍団が駐屯した。当初の堡塁木と土の塀という簡単なものだったが、その後木材で補強した漆喰塀となり、3世紀になるとより強固な石造城壁へと改修された。
ローマ帝国の衰退に伴いリメスも忘れられたが、19世紀になると発掘調査が始まり、1897年から1907年にかけてドイツ皇帝ヴィルヘルム2世の命でザールブルク城の復元・保存が進められ、その後も現在に至るまでリメスの復元・保存は続けられている。
発掘されたザールブルク城の遺構は長さ221メートル、奥行き147メートルで、二重の堀と高さ4.8メートルの城壁があったと推定され、現在の建造物は3世紀の最終時の姿となっている。

所在地ドイツ、ヘッセン州ダルムシュタット行政管区ホーホタウヌス郡バート・ホムブルク・フォア・デア・ヘーエ
現存状態復元
城郭構造防塁

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